在宅勤務という名の在宅引きこもりです
かくかくしかじか、様々な要因があって4年ほど前から自宅のPC前に座って一日に数時間作業をするような生活をしております
でも最初の頃は『どうやって仕事に集中しようかなぁ』てのが最大の敵でしたね
在宅勤務・テレワーク、言い方は様々ですが、最大の敵は間違いなく己
己に打ち勝ってこそ、在宅勤務はようやく形になる・・・!
なので私がこの数年で身に着けた、自宅で仕事をする際の4つ+1つのコツについて書いてみたいと思います
詳細な部分を語りだすとおおよそ1記事では到底入りきらないので、まずはさらっと概要を
ご自身が何が理由で集中できていないのかの原因探し→問題解決の足掛かりになればと思います
在宅勤務に集中できない理由は一体何?
誘惑の多い人生を送ってまいりました・・・(NOT太宰)
といっても、私にとっては家が一番安心できる場所
家こそ至高
むしろ家から出たくない
そんな安心な家の中で、どうして仕事ができないのか?
私が出した結論はずばり『安心できる場所だから』
少々の緊張感があった方が、案外仕事ってはかどるんですよな・・・
なので安心安定な家の中で、どうやって仕事の緊張感を持つのか?ってことが己に勝つことが考え方の根底になります
さて、大まかにテレワークで集中できない・集中できなくなる罠を見つけてみます
②出勤・退勤時間が決まってないからだらだらしちゃう
③仕事を開始するまでが最大の壁
④家族が気になって集中できない
私の場合にはここまでですが、人によっては
こんな人も中にはいると思います
これを一つずつ検証&解決策を考えていきます
在宅勤務は集中しづらい誘惑がたくさんある
正直なことを言うと、私がこの記事を書き始めるまでにおよそ1.5時間ほど浪費しました
やっていたのは某掲示板を見て、Twitterをみてチョコを食べておりました
ガチの在宅ワークだとアウトな感じですわね
個人の裁量でできるところでよかったっすわ(いや、駄目だろ)
と、人は誘惑に弱い生き物です
Twitterとかインスタとか、掲示板とか、そうじゃなければお菓子食べたりネトフリみたり、あるいはスマホで延々とスリーマッチゲームしてみたり、youtubeで猫の動画見て癒されたり、はたまたゲーム実況見てハラハラしてみたり、少しはまともにしようと思ってNHKつけて結局あさイチ全部見終わってラジオ体操してたり
こればかりはね、仕方がないの!諦めよう!!!
諦めたら試合終了なのは分かってるけど!
だから、あきらめる前に3点保険をかけておきたいのです
一つ、テレワーク前には誘惑をなるべく手の届かない場所へ隔離すること
一つ、万が一手を出してしまってもストップをかけるシステムを導入しておくこと
例えば私なら、Twitterが完全に丸見えの罠なんですな
あと地味にYahoo!のトップに出て来る「あなたへのおすすめ(※今はそういうタイトルついてませんけど)」
これもまた、さすが検索内容を把握したうえで志向にあった記事を提供してくるのでたちが悪い
いや、もうぴったり気になるのを表示してくるあたりが、優秀すぎて困る
なので私の場合には
●お気に入りからyahooのトップページを削除
●仕事でGoogle chromeを使う際にはシークレットウィンドウを利用
こんなことをしていました
このあたりの詳しい手法については別記事にて詳しく語ります
ただ、大事なのは自分がどういう誘惑に弱いのかをちゃんと把握すること
それを誘惑を手に取るにはワンクッション以上挟まなければ手に入らない場所へ隠すこと、万が一出してしまっても「おっとあぶねぇ」と我に返るためにひと工夫をすること
この3つの防壁を設けたうえで、「今日は仕事モードだよ」ってなっているならば普通は大丈夫・・・・の、はず
ちなみにいったんハマった誘惑の罠に対しては、リセットするのが定石だと思っています
立ち上がってストレッチをする・手に持っているスマホを他の部屋に置いてくる・PC再起動して一からやり直す などなど
とりあえず気分転換させて罠から脱出してみてください
そのあたりの詳しい手法について、私が試してみたことはこちらからどうぞ

在宅勤務の時間の使い方は意外と大変?!
「ちこくちこく~!」ってのが無い分、実はかなり時間管理がシビアです
拘束力がない状態で気の乗らないことをするって、精神力が必要になるんですよ・・・
しかも通勤時間が無い分だけ、開始までだらだらしちゃうし・・・
これまで会社にあった決まりや他人の目という時間配分の縛りが無くなり、全て自分の裁量に時間配分が任されるようになったということ
自分で望んでもいないのにテレワークをするのは、いわばド素人なのに「フルマラソンがんばれ!」って言われているようなもん
ペース配分とか分からないし、給水もどこでどうしたらいいのか全然わからん!
そしたらどうなるかっていったら、かっ飛ばして途中で疲れるか、あるいは走るのが嫌だから最初っから走らないかの二択ですわ
なのでペース配分はなるべく通勤していた時と同じものが良い・・・はず(あくまで「ハズ」なのは、無理がなければという意味で)
それを管理するのは素人の自分ではなくアラームという機械
これにすべてお任せいたします
最低限仕掛けておきたい時間帯は
●休憩時間の開始と終了
●退勤時刻
この三つです
特に注意したいのが、お昼時間をおざなりにしないこと!
ちゃんと食べなければ午後仕事もできないし、逆にお昼をダラダラしてしまっては午後の仕事開始にも差支えが出てきてしまう
なのでお昼休憩は開始と終了の時刻を厳密に取っておいた方がよろしいかと存じます
なお、これにプラスして他の休憩時間をこまめにとった方が実は全体を見た時、生産性は上がると思います
そのあたりの、どれぐらい集中力って続くんだろー?みたいな話も含めて、時間管理についてはこちらで詳しく語り倒してますのでどうぞよしなに

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テレワークでダラダラしないためのコツ
意外と、って話ですが
大抵の人は、一旦仕事始めちゃうと意外とスンスン進むんですよ
確かに途中で難題にぶち当たって「うーん」ってなったとき、集中力が切れて集中力のタイムアウトになることもあるんですが
それはまた別問題
例えば私なんか、今こうして記事書き始めるまでには1.5時間も浪費したくせに、書き始めたらすでに一時間ぐらい余裕で書き続けています
つまりテレワーク最大の壁は『仕事を開始するまで』
開始してしまえばどうということはないし、途中で集中力が切れたのならばそれはちょうどいい一休みの合図
私の旦那も、たいてい家に持ち帰った仕事を手を付けるまでが長いんですわ
人類皆同じだと思う
じゃあどういう風にこの壁を乗り越えるのか?
私がいくつか試してみたもの(中には自分には向かない方法もあったけど)を箇条書きにしてみます
●口に出して開始を宣言する
●ルーチンを決めておく
この脳を騙してとりあえず開始するって言うのは、

↑Web漫画家のやしろあずきさんの方法です
私はあんまりコレ向かなかったな(五分作業してガチでゲームに行っちゃう派だった)
要は「ご褒美があるからとりあえずやり始めようぜ!」→「ほーらのってきたああああ」って感じ
これ、効果ある人には多分かなり効果あるので自分の脳を騙してみて欲しい
ちなみに「口に出して開始を宣言する」これもある種、脳を騙す行為に似ています
「はーい授業はじまるよ~」って先生が言ってるから授業が始まった・・・的な状態を自分で再現するんですね
私はアカンタイプでした
最後のルーチンを決めておくこと
これが一番一般的だろうし、私もコレでどうにか開始するタイプの人間です
と言ってもルーチンは何でもいいわけじゃない
気分を仕事モードに差し替えることができるルーチンが望ましいです
例えば服を着替える・化粧をする・メールボックスを開く・新聞を読む・コーヒーを入れてくるなどなど
案外、人に見られないからって部屋着のままで仕事始める人も多いかもしれないけれど、これは絶対にNG
Webカメラに映らないけどズボンまでちゃんと履き替えよう・・・?

在宅勤務だけど家族や子供がいて気になる
実は私、人の目がある場所で作業ができない人間です
おそらく病的なレベルで人の目が気になるので(他人と比較したことはないが)、この春のコロナの時はマジで地獄でした
なぜって私のPCデスク、リビングにあるんですよ
リビングには旦那がくつろいでいるんですね(サービス業はコロナ禍で休業)
画面は角度ついているし、旦那は目が悪いし、娘氏もまだ二歳だから文字が読めないの分かってる
でも背後に人間がいるのが嫌!!!!!
ってレベルで実は集中できません
文字打てなくなって、ヤフーのトップページ開いてワードのウィンドウを隠し始める始末
私のはさすがに度が過ぎている自覚はありますが、人は多かれ少なかれ関係のない人がいることによって人の目が気になる状況になります
それは案外無意識だったりするので、「なんか調子でないな・・・」と思ったら背後でオカンがお茶飲んでたとか
横目に見えるところが嫁さんの定位置だったとか
けっこうあるあるなんで、なんか集中出来ねぇなって人は他の家族の定位置と自分のワークスペースの位置関係を見直してみてください
そのうえでレイアウトを変更して対応をします
●目隠しを作る・作って視線がこちらへ向かないようにする
主にはこの二択です
どうしてもレイアウト云々でどうしようもない場合には、別の場所にワークスペースを確保するように仕切りなおした方が建設的かと
ちなみに私はどうしたかというと、現在は段ボールで背後を覆って軽く個室状態になっています
さらに付け加えると、人の目以外にも「そもそもソコって仕事に適した場所なの?」っていう根本的な問題も合ったり無かったりするので、そのあたりも見直してみるとよいかもしれません

在宅勤務が孤独で逆に集中できない!
色んな人がいるので、そういう人もおるんやなって私などは思っている程度です
孤独な方が作業がはかどる質の人間にとっては全く理解の出来ないこと・・・
なんですが
実はオタクな私は昔から一つ、同じように理解できないことがありました
それはさぎょいぷってやつなんですわ
さぎょいぷとは「作業+スカイプ=さぎょいぷ」
つまり、別に用事はないので特段しゃべるつもりはない、でもスカイプを繋げてひたすらカリカリと作業をする・・・・
という、ある種のオタク文化の一つです
同人活動とかしている人は結構募集している方多いですね(もちろん私はチキンだし他の人がいると集中できないからやったことはない)
つまり何が言いたいのかというと、テレワークの孤独は一人の力で解決できるもんじゃないってことです
当たり前ですわ、だってどうあがいても一人ですもん
分身の術でも使わん限り、在宅ワークは孤独です
そういう人って、他の人が動いている些細な音とか、息遣いとか、なんとなく「誰かがそこにおるんやな・一人じゃないわ」っていう他人の存在感を求めているんだと思うのです
あと少量の雑音って逆に集中力を高めることもあるらしいんで(ヒーリング音楽とかの類)、さぎょいぷどうでしょう?
同じ会社の中で、同様に孤独で飢えている人で音声のみ繋いでいるのはある意味一つの空間に片足突っ込んでいる雰囲気はあるのかなと
ただしが「えらく喋りたがりな人」と「無言で作業したい人」とが一緒にいると、喧嘩の元になるのでメンバーはなかなか大変だとは思いますが・・・
ちなみに全くさぎょいぷに魅力を欠片も感じない私ですが、ン年前のネトゲどっぷりだった時代は親しい友人と夜はほぼスカイプ繋げてのプレイでした
お互いに全く別作業していて、特別話をするわけでもないのに毎晩のようにスカイプ・・・今更ながらに馬の合う相手なら別に同じ空間を共有していても大丈夫なのね、って思いだした次第です
在宅勤務のコツまとめ
ということでここまで、ぼちぼちニート・引きこもり経験を経たうえでの在宅でどう仕事を効率化するか?って話でした
●タイムマネジメントはスケジュールを組むのは自分だがやるのはタイマー
●仕事に入るまでが最大の壁なのでその壁の壊し方を体に覚えさせる
●視線を甘く見るな、適切なワークスペースを確保せよ
〇寂しいのを一人でどうにかしようとするのはそもそも間違いだ
この5つ、あなたがテレワークで仕事に集中できない理由はどこにありますか
決して一つだとは思いません
私なんかは4/5個でしたから、複合的に原因が絡み合っている可能性もあります
その一つ一つをほぐして、どう対抗していくのか?
まずは謎解きから始めていきましょう・・・・
(よし、記事を書いたご褒美におそ松さん三期をアマプラで見るでぇ・・・!←ご褒美)
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